C.   調査の範囲

「γλῶσσα」を正確に解釈するために、1コリント14の最初の部分のテキストを分析します。特に、第14章、2節、“ὁ γὰρ λαλῶν γλώσσῃ οὐκ ἀνθρώποις λαλεῖ ἀλλὰ θεῷ · οὐδεὶς γὰρ ἀκούει, πνεύματι δὲ λαλεῖ μυστ” このうち、 韓国語では誤解されていると思われる 「θεῷ」 、「πνεύματι」、「δὲ」の訳を詳しく見ていきます。なお、 NA28 では 「θεῷ」の前の定冠詞は使用していませんが、「TR1550MR」 (Textus Receptus)では定冠詞(τω θεω)とギリシャ語 セミコロン(「・」、英語では「 ;」)を使用していることを考慮します. 2つの 場所。また、14:4の正しい解釈を試みます。これにより、 ポールが「γλώσσῃ」を単数形として正または負のどちらで見るかを決定します。また、1コリント14:14の文法構造も分析します。同様に、バージョンの比較とその使用例を調べます。これは使徒パウロの「未知の舌」に対する態度を推測するかもしれません。14:21と22章では、旧約聖書を引用する過程で、パウロが単数表現「ἑτερογλώσσος」の代わりに意図的に複数表現(ἑτερογλώσσοις)を使用した理由を示します。

新約聖書は、ある意味で「方言」(γλῶσσα)を使用していません。特に、1コリントでは、「方言」(γλσσσα)が少なくとも2つの意味(外国語)と「エクスタシーの発声」で使われており、「エクスタシーの発声(未知の音)」もプラス面とマイナス面があります。このペーパーでは、これを詳しく分析します。しかし、この研究がペンテコステ運動の「方言」の有効性について客観的な結論を下すことができるとは思いません。単数形の「方言」は、「恍惚とした発話」だけでなく、「未知の人種の未知の言語」でもあります。また、一般的に「エクスタシー」の場合、実際にプラスの効果を感じている信者が多いことも明らかです。そして、現代の教会のこの「方言」現象もまた、複雑な分類と議論を必要とします。したがって、この研究の範囲は1コリント14の「方言」 (γλῶσσα)の意味を明らかにすることであり、この研究は現代の教会の精神的現象についての良い示唆を与えることが期待されます。

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